MOS資格

取りやすい資格はどんなものがある?おすすめの資格や選び方、活用方法を紹介

パソコン教室ISA」ライターチームです。

資格を取得するなら、まずは比較的取りやすい資格から挑戦することがおすすめです。資格を持っていると仕事や就活でも活かせるため、レベルの高い資格が欲しいと考える人もいるかもしれません。しかしまずは、取りやすい資格で学習方法を身につけ、ステップアップしていくとよいでしょう。本記事では、取りやすい資格の種類や活用方法などを解説します。

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就活で資格を取るメリット

資格取得は、就活においてもメリットがあります。どのようなメリットがあるのか、以下で解説します。

選択肢を広げられる

資格を持っていなければできない職業があります。例えば、医療事務技能審査試験の資格が必要な医療事務、宅地建物取引士の資格が必要な不動産仲介などです。そのため、資格があると、就活時の選択肢を広げやすくなります。資格がなくてもできる仕事もありますが、資格があることで任せてもらえる仕事の幅が広がることもあります。

熱意をアピールできる

資格があると、就活時に熱意をアピールできます。仕事に関係する資格を取得していれば、その企業に入社したいという意欲や能力があることの証明が可能です。これまで経験したことのない業界に転職して働きたい場合も、仕事に関連する資格を持っていると説得力がアップします。あわせて学習習慣や向上心があることも伝えられます。

取りやすい資格の基準

そもそもどのような基準で取りやすい資格と言えるのか、主な基準を以下で3つ解説します。

合格に必要な時間が短い

資格取得を目指す人の多くは、大学生活や就職活動、現在就いている仕事と並行しながら学習しなければなりません。そのため、比較的少ない学習時間で合格を目指せる資格を選択するとよいでしょう。

資格によって合格までに必要な学習時間・日数の目安があり、1日に学習できる時間によって合格までの日数は異なります。いつから学習を開始するのかは、試験を受ける予定日から逆算してみましょう。

独学で取得を目指せる

独学で合格できるかどうかも、取りやすい資格の目安です。なかには、スクールに通って費用や時間をかけなければ合格が難しいものもあります。わかりやすい参考書などでの独学で合格できれば、余分なコストをかけずに合格できるため、取りやすい資格といえます。

受験のための条件が少ない

受験のための条件が少ないことも、取りやすい資格の条件となります。資格によっては、一定の学歴や実務経験が必要だったり、2級を受験するために3級の資格が必要だったりするものもあるからです。現時点で条件をクリアしていればすぐにでも学習を開始できるため、応募要項などもしっかりチェックしておきましょう。

おすすめの取りやすい資格

ここからは、資格取得を目指す人におすすめの、取りやすい資格を紹介します。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)は、Microsoft Officeのスキルを証明できる国際資格です。Microsoft製品は多くの企業で導入され、広く普及しているため、持っていると幅広く活用できます。パソコン知識がある人なら、学習時間が45時間程度でも合格を目指すことが可能です。

WordやExcelなどの5科目があり、科目ごとに独立した試験のため、1科目ごとに認定されます。

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ITパスポート

ITパスポートは、ITに関する知識があることを証明する国家資格です。国家資格というと、難易度が高いイメージがあるかもしれません。しかし、ITパスポートは国家資格のなかでも合格率が高く、独学でも比較的短時間の学習で合格できる可能性があります。さらに、試験会場が全国にあったり、月に数回実施されるケースもあったりするため、挑戦しやすいでしょう。

ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、Webデザインに関する知識や技術を証明する国家資格です。学科と実技試験に分かれており、合格者は技能士ロゴマークを名刺などに使用できます。Webデザイナーはもちろん、WebディレクターなどのWeb業界を目指す人、広告業界を目指す人にもおすすめです。誰でも受けられる3級は、年に4回試験が実施されます。

アドビ認定プロフェッショナル

アドビ認定プロフェッショナルは、Webデザイン画像作成の基本スキルや知識を証明する国際資格です。アドビは、Illustrator、Photoshop、Premiere Proなどのツールを提供している企業です。アドビ認定プロフェッショナルを持っていると、アドビが提供している製品に関する知識があることをアピールできます。

独学でも勉強しやすく、Webデザイナーを目指す人は、取得しておくとよい資格です。

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取りやすい資格の選び方

実際に取りやすい資格のなかから取得を目指す資格を選ぶ際は、志望する企業の求人内容から、企業が求める資格を判断して選びましょう。応募条件に求める資格が記載されている場合はその資格を、取得しておくとよさそうな資格が複数ある場合は、自分の興味がある資格を選びましょう。また、長期的な視点で将来的に役立ちそうな資格を選ぶこともポイントです。

効率的な資格取得の方法

取りやすい資格を取得するためには、効率的に学習する方法を意識することも大切です。

短期間で学習したい場合

短期間で学習したい場合は、SNSなどでおすすめの問題集や、その資格を取得するために必要な学習時間などの情報収集をしましょう。特に問題集の情報は、実際に活用した人のリアルな声を確認できるので参考になります。

上記の情報をもとに、1日の学習時間や学習内容のスケジュールを立てます。近年では動画投稿サイトでも資格に関する情報が多いため、参考にしてください。

隙間時間を活用したい場合

大学の授業や仕事の合間など、隙間時間を活用して学習するのも1つの方法です。スキマ時間を活用すると短時間なので集中しやすく、忙しい人でも学習を続けられるでしょう。学習方法としては、時間や場所を問わず取り組める通信講座やe-ラーニングが向いています

モチベーションを維持したい場合

独学で学習をしていると、モチベーションを維持するのが大変だと感じるケースもあります。そこで、スクールに通うのもおすすめです。周囲に同じ資格を取得しようとしている仲間がいることで、相談し合ったり、切磋琢磨したりできるからです。疑問があれば質問し、直接やり取りしながら解消していけるため、日々の成長も感じられます

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資格取得後のアピール方法

取りやすい資格を取得できたなら、資格取得を上手にアピールしましょう。

資格取得の背景を説明

なぜ取得しようと思ったのか、資格を取ろうと思ったきっかけなどを説明しましょう。例えば、「早期成長のため」「やりたい仕事をするため」など、将来を見据えて取得したことを説明します。「他の人にすすめられたから」「みんな持っているから」など、能動的でない理由は避けましょう。

努力の過程を説明

資格は持っていることだけでなく、取得するまでにどのような努力をしたのかもアピールポイントになります。例えば、「一冊の参考書を何度も読んだ」「隙間時間を使って学習した」などです。努力の過程を説明する際は、聞いている人が想像しやすいように、できるだけ具体的に話しましょう。

資格取得のアピール時の注意点

取りやすい資格を持っていると就活時でもアピールできますが、注意点もあります。

就活のため取得したと伝えない

仮に就活のために資格を取得したとしても、「就活のために取った」とは伝えないようにします。「就活」自体を目的としている場合、熱意や長期視点が欠けていると判断されるかもしれないからです。いかにその仕事をしたいのかなど、仕事に対する熱意やキャリアパスなど、前向きな要素を強調しましょう。

仕事に活用しづらい資格を選ばない

取りやすい資格だからといって、持っていれば何でもよいわけではありません。例えば、多くの人が持っている資格だと差別化ができず、仕事でのアピールにつながりづらくなってしまいます。志望する仕事で直接使えたり、仕事の内容に関連していたりするものを選びましょう

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資格取得をアピールできる自己PR例

ここで、例としてITパスポートの取得をアピールする場合の自己PRを紹介します。

「私は高校生の頃からIT業界に就職したいと考えており、ITに関する知識を深めるために、ITパスポートの資格を取得しました。一冊の参考書を何度も繰り返し読むとともに、e-ラーニングも活用して資格取得を実現しました。資格取得で学んだことを活かして仕事に取り組みたいと考えています。」

取りやすくてもアピール効果が薄い資格

取りやすい資格のなかには、アピール効果が薄い資格もあります。求人数が少なく需要が少ない資格、趣味には役立つものの仕事には活用できない資格、知名度が低く認知されていないような資格は、強いアピールにならないケースがあります。

資格取得ならスクールがおすすめ!

取りやすい資格には独学で取得できるものもありますが、スムーズな合格を目指すならスクールに通うのがおすすめです。スクールに通えば、資格取得に必要なさまざまなサポートを受けられるからです。就活に役立つ資格の選び方なども相談できます。また、学生でも社会人でも効率的に学習を進められるうえに、仲間がいることでモチベーションも維持しやすくなります。

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まとめ

取りやすい資格とは、「合格までの学習時間が比較的短くて済む」「独学で合格を目指せる」「受験できる条件が厳しくない」資格を指します。国家資格や国際資格にも比較的取りやすいものがあるので、資格が欲しいと考えている人は、チェックしてみるのがおすすめです。

取りやすい資格は独学で学習できるとはいえ、よりスムーズかつ安心して学習を進めたい場合は、スクールを利用しましょう。ISAパソコン教室では40年近く教室を営んでおり、講師は当社社員が務めているため、質が担保されています。また、ここ10年でMicrosoftジャパンが1年に1社選ぶLearning Awardを3度受賞しています。

MOS (マイクロソフト オフィス スペシャリスト)、アドビ認定プロフェッショナルなどの資格取得が目指せます。ビジネスやスキルアップに役立つ資格をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

ABOUT ME
石井麻美
パソコン教室ISA講師の講師です。 主にOffice系(Word Excel Access PowerPoint)やVBAの授業を担当しています。 Microsoft Office Specialist VBAスタンダードクラウン 資格取得済
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