MOS資格の取得は、社会人として必須といわれるほど注目されている資格です。MOS資格を取得するには、どのような勉強をすればよいのでしょうか。
この記事では、MOS資格取得を考えている人に向けて、MOSのおすすめ講座を5つ紹介します。MOS資格の概要や勉強方法の違い、MOS資格取得のメリットも解説するため、ぜひ参考にしてください。
MOS資格で合格するための主な勉強方法と特徴
MOS資格合格を目指すための勉強方法は、主に3つあります。それぞれ特徴やメリット、デメリットが異なるため、自分の状況やニーズにあったスタイルを選びましょう。ここでは、各勉強方法について詳しく解説します
パソコン教室
パソコン教室では講師がつくため、直接講師と話しながら学ぶことができます。また、リアルタイムでサポートしてもらうことができ、疑問点をすぐ解消しやすい点もメリットです。教室で受講するため勉強に集中しやすく、モチベーションも保ちやすいでしょう。ただし、通学の手間がかかり、受講できる時間が限られるなど、時間的制約がある点がデメリットです。
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通信講座
教室に通わずにオンラインで受講する通信講座を利用する方法もあります。インターネットがつながっていればどこでも受講できるため、自分のペースで受講しやすいでしょう。スキマ時間を活用しながら勉強できるため、仕事や家事で忙しくて通学する時間がないという人にもおすすめです。
ただし、通信講座の場合、リアルタイムで質問できない講座は少なくありません。そのため、デメリットとして、疑問点をすぐに解消できない可能性が挙げられます。
独学
参考書や教材を活用して、独学で勉強する方法もあります。独学の場合、費用を抑えられる点が大きなメリットです。できるだけ費用をかけたくないという人に適しているでしょう。
一方で、独学の場合、自分自身でモチベーション管理やスケジュール管理をしなくてはなりません。また、自分1人で勉強するため、わからない箇所があっても直接プロに質問ができない点がデメリットです。そのため、初心者の場合、独学はハードルが高いとされています。独学は、基本的なことがわかっている人や、自己管理が得意な人におすすめの方法です。
MOSのおすすめ講座を5つに厳選して紹介
また、メリットとして、教室通学とオンラインから、受講しやすいほうを選べることが挙げられます。オンライン講座でも自宅に居ながら講師と個別に進めて、すぐに質問ができるコースがあるため、通学しているのと変わらない感覚で勉強できるでしょう。
実務に使える技術を習得できるため、業務に活かしたいという場合にも向いています。さまざまなコースがあり、自分のレベルやニーズに合わせたコースを選べる点も魅力です。
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MOS講座を選ぶポイント
MOS講座を選ぶ際には、費用とサポートのバランス・教材や講義内容・合格実績の3点を重視しましょう。
受講費用とサポートのバランスで選ぶ
サポート内容が充実している講座は、費用が高くなる傾向にあります。もちろん、自分が必要とするサポートなら多少高くても支払う価値はあるでしょう。大切なことは、自分にとって必要なサポートかどうか、費用とサポートのバランスが取れているかです。必要なサポートが揃っているか、金額が見合っているかをよく検討しましょう。
教材や講義の内容で選ぶ
教材や講義の内容もしっかりと確認しましょう。教材や講義と一口にいっても、テキストから映像、リアルタイムの講義までさまざまです。例えば、初心者であればテキストや講義のわかりやすさを重視する、仕事の合間に資格を取りたい場合はスキマ時間を有効活用できる講座を選ぶなど、自分に合った内容を選びましょう。
合格実績で選ぶ
合格実績も確認しておきたいポイントです。基本的に、ホームページなどに過去にその講座を受けた人の合格率が明記されています。合格率の高さも、判断基準の1つとして含めておくと安心です。合格率の高さは、質が良く信頼できる講座かどうかの指標にもなります。合格率を記載していない講座は、できるだけ避けたほうがよいでしょう。
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MOS資格試験の概要
そもそも、MOS資格とはどのような資格なのでしょうか。MOS資格とは、Microsoft社の製品、Microsoft Officeの5つのソフトについて、一定以上のスキルがあることを証明できる資格です。5つの資格は以下のとおりです。
- Word:文書作成ソフト
- Excel:表計算ソフト
- PowerPoint:プレゼンテーションソフト
- Access:データベース管理ソフト
- Outlook:電子メール・情報管理ソフト
Microsoft Officeはさまざまな企業で導入されており、特にWordとExcelは需要の高いスキルです。そのため、MOS資格では、まずはこの2つの合格を目指すケースが多いでしょう。MOS資格にはレベルがあり、一般レベル(スペシャリスト/アソシエイト)と上級レベル(エキスパート)の2つに分けられます。
MOS資格試験を受験する方法
MOS資格試験は、「全国一斉試験」と「随時試験」の2種類があります。
全国一斉試験とは、毎月1~2回実施されている試験で、決められた一斉試験会場で受験する形です。申し込みはインターネットからとなっており、試験日の約1か月~1か月半前から申し込めます。
随時試験とは、全国にある随時試験実施会場から自分で会場を選んで受験する形です。会場によって実施日は異なります。毎日実施されている会場もあるため、自分の都合や習熟度に合わせて受験しやすいのが利点です。申し込みは試験会場へ直接行います。
MOS資格試験の受験資格
MOS資格試験には、受験資格はありません。年齢や国籍問わず、誰でも受験できます。ただし、未成年の受験は保護者の同意が必要です。
また、不合格だった場合には再受験が可能です。しかし、2回目の受験は前回の受験後24時間以降、3回目からは前回の受験後48時間以降と決まっています。すぐに再受験はできず、1~2日空けなければ受験できないため注意しましょう。
MOS試験の合格率
MOS資格の合格率については、公式からの発表がありません。
そのため、正確な合格率は不明となっています。しかし、MOS試験はしっかり勉強すれば取得できるレベルです。一般的には、一般レベルの合格率が約80%、上級レベルの合格率は約60%といわれているため、比較的取得しやすい資格だといえるでしょう。
MOS資格取得に必要な勉強時間の目安
MOS資格取得に必要な勉強時間は、一概にはいえません。それぞれのパソコンスキルや知識などに違いがあるため、明確に勉強時間を算出することは難しいでしょう。パソコンスキルが一定程度ある場合、必要な勉強時間は少なくなります。
一般的には、一般レベルの合格を目指す際には、20~80時間程度の勉強が必要だといわれています。あくまでも目安ではありますが、初心者が一般レベル取得を目指す場合には、1日2~3時間程度の勉強が1か月必要です。
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MOS資格を取得するメリット
MOS資格を取得することでどのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは、MOS資格取得の3つのメリットを解説します。
客観的なスキルの証明になる
MOS資格を取得することで、客観的にスキルを証明できます。オフィスソフトがどの程度使えるのかなど、スキルや能力を可視化することは容易ではありません。しかし、MOS資格を取得しておけば、パソコンスキルがあることを客観的に証明できます。
就職や転職でアピールできる
MOS資格は従業員の教育として導入される企業も多く、社会人として必須スキルと考えられています。実用的なスキルがあることの証明ともなるため、MOS資格を取得することで、即戦力として認められる可能性もあるでしょう。すでに資格があれば、就職や転職の際のアピールポイントとして使えるため、有利に働く可能性があります。
実務で役に立つ
MOS資格は、実務でも役立つ資格です。多くの会社で導入されている、WordやExcelなどのオフィスソフトのスキルが身につけられるため、実務の作業効率が向上します。効率的に作業できることで、生産性向上にもつながるでしょう。
MOS資格とは、Microsoft Officeの5つのソフトのスキルを証明するための資格です。MOS資格は独学でも取得できますが、効率的に資格取得を目指すのならパソコン教室や通信講座などを受講するとよいでしょう。さまざまな講座があるため、自分のレベルやニーズ、ライフスタイルなどに合った講座を選ぶことが大切です。
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