就職活動やスキルアップに向け、MOS資格の取得を目指す人が増えています。コストや勉強時間の面から、独学で合格を目指す人も多いのではないでしょうか。
本記事では、MOS資格の取得に独学で挑戦したいと考えている人に向け、MOS資格を独学で取得する方法や、取得にかかる勉強時間などを解説します。独学以外の選択肢も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
MOS資格は独学で取得できる
MOS資格の正式名称は「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト」です。MOS資格を取得すると、マイクロソフト(Microsoft)のオフィス(Office)製品に関するスキルを証明できます。
パソコン初心者でもMOS資格を取得可能
MOS資格には、一般レベルと上級レベルがあります。一般レベルなら、初心者でも独学で取得できる可能性が高いといえます。趣味や仕事、学校の課題などでパソコンにある程度慣れている人なら、まずは独学からMOS資格取得を目指してみるとよいでしょう。 一方、パソコンに苦手意識がある人、自分で分からない部分をリサーチできない人などは、独学以外の方法も検討すると効率よく知識やスキルを身につけられます。
MOS資格取得に向け獲得したい点数
MOS資格は、合格率や科目ごとの合格点が公開されていません。ただし、「合格できる点数の目安は、1,000点満点で550~850点の範囲」と公式サイトに記載されています。
独学でMOS資格を取得するステップ
独学でMOS資格を取得するためには、以下のステップを踏みましょう。
- 取得する資格を決める
- 公式サイトや参考書やなどで対象資格の情報を集める
- 受験日を決める
- 勉強のスケジュールを立てる
- 試験範囲を一とおり勉強し、演習を繰り返す
- 受験する
取得する資格の種類は、現在職場や学校で使用している、または将来的に使用予定のオフィスソフトに合わせて選ぶのが得策です。
独学でMOS資格を取得するため準備するもの
独学でMOS資格を取得するために、以下のものを準備しましょう。
- 自分が受験するバージョンのオフィスソフトが入ったパソコン
- 教材
- インターネット環境
試験では実践力を問われるため、受験するバージョンのオフィスソフトは必須です。教材は実際に中身を見て、自分にとって理解しやすいものを選ぶとよいでしょう。インターネット環境があれば、教材以外に勉強サイトも活用しつつ理解を深められます。
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独学でMOS資格を取得するポイント
独学でMOS資格を取得するポイントを解説します。演習時間の確保とモチベーションの維持により、資格取得を目指しましょう。
演習に多くの時間を費やす
MOS資格は実践力を見られるため、演習を通じてオフィスソフトに慣れておく必要があります。過去問は非公開のため、演習問題が充実した参考書や問題集を選んで対策してください。 FOM出版と日経BPの書籍は、問題が多く予測精度も高いと人気があります。ただし、初心者は丁寧な解説がないと独学を続けられない場合もあるため、自分のレベルに合わせて教材を選びましょう。
逆算してスケジュールを決める
まず受験日を決め、逆算して勉強のスケジュールを立てましょう。ゴールが分かっていれば現実的なスケジュールを立てやすく、モチベーションを維持しやすくなります。
スケジュールに余裕を持たせすぎない
長く勉強期間を確保しても、モチベーションが続かない場合があります。限られた時間で勉強する方が集中できる人もいるため、自分の性格に合わせてスケジュールを立ててください。 また、参考書を読むだけではなく、演習問題を解く時間を確保することがポイントです。初心者で勉強時間がどれくらい必要か分からない人は、模擬試験を受けて感覚をつかんだのちにスケジュールを立てるとよいでしょう。
自分に合う参考書・問題集を選ぶ
前述したFOM出版と日経BPの書籍のように、いくつか人気の教材はあります。ただし、人気や売れ筋よりも、自分が勉強しやすいかを重視して教材を選んでください。また、以下も教材を選ぶポイントとして挙げられます。
- 受験するバージョンに合っているか
- 写真やイラストが多いか
- MOS資格特有の言い回しで記載されているか
繰り返しになりますが、問題量や予測精度も重視して教材を選びましょう。
勉強用サイトや動画サイトを活用する
購入した参考書や問題集と並行して、勉強用サイトや動画サイトの解説動画を見ると理解が深まります。また、スマートフォンを活用すると、パソコンを持ち歩けない出先でもコンテンツが視聴可能になり、限られた時間を有効活用できます。スマートフォンは基礎知識の習得用に、パソコンでは演習用に、というようにツールを使い分けて勉強してもよいでしょう。
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MOS資格を活かすコツ
MOS資格を、就職活動や仕事に活かすコツを解説します。取得する資格の種類を選ぶときは、レベルとバージョンにこだわりましょう。
最初から上級レベルを狙う
現時点のレベルにもよりますが、最初から上級レベルを狙えば、より高度な機能を使いこなせるようになりスキルアップできます。一般レベル、上級レベルとも受験資格は特にないため、受かる見込みがあるなら上級レベルから挑戦してみましょう。
最新バージョンの受験がおすすめ
最新バージョンの方が、長期間資格の効力を維持可能です。サポートがなくなったバージョンは、徐々に使用されなくなります。古いバージョンの資格を取得しても、早々に価値が薄れるかもしれません。また、最新バージョンになるほど資格取得者が少ないため、取得すれば差別化につなげられる可能性があります。
独学に自信がない人におすすめのISAパソコン教室
独学に自信がない人には、マイクロソフト認定トレーニングスクールに認められた、ISAパソコン教室がおすすめです。
ISAパソコン教室では、「通学」と「オンライン」の2つのスタイルから、自分に合う勉強方法を選べます。また、MOS資格取得コースが用意されており、基礎的なレベルから講師によるマンツーマンレッスンを受けられます。
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MOS資格は独学でも取得可能です。特に、一般レベルなら比較的取得しやすいと考えられます。ただし、独学ではモチベーションの維持や疑問の解決が難しく、効率よく勉強できない人もいるでしょう。独学に不安がある人は、パソコン教室や通信講座も検討しましょう。 ISAパソコン教室は、創業40年の信頼と実績を誇るパソコン教室です。MicrosoftジャパンのLearning Awardを3度受賞しており、教室にいる講師はすべて当社の従業員で、質の高い講義を提供します。 MOS資格を取得したい人は、ぜひISAパソコン教室をご検討ください。