Excelの魅力をお伝えする「パソコン教室ISA」ライターチームです。
自身のスキルアップをしたい、効率的に業務を進めたいなど、さまざまな理由からエクセル(Excel)の資格を取得したいと考えている人もいるでしょう。エクセルの資格にも種類があるため、自身のスキルや目的に応じた資格を取得することが大切です。
この記事では、エクセルの資格について詳しく解説します。ぜひ、参考にしてください。
エクセルの資格を取得する3つのメリット
エクセルの資格を取得するメリットは大きく分けて3つです。ここでは、各メリットを詳しく解説します。
自信やスキルアップにつながる
エクセルの資格を取得することで、スキルアップにつながります。エクセルはほとんどの企業で導入されており、基本的な操作ならできるという人も多いでしょう。エクセルの資格を取得すれば、さらに高度な操作技術を習得できます。そのため、自身のスキルアップにつながるだけでなく、自信を持って仕事に臨めるようになります。
就職や転職でのアピールポイントになる
エクセルの資格を取得することで、就職や転職でのアピールポイントになります。前述したようにエクセルはほとんどの企業で導入されており、使用するシーンの多いソフトです。基本的な操作だけでなく、高度な操作ができることは大きなアピールポイントになるでしょう。
また、人事評価の際に、自身の技術や知識を証明するための材料にもなります。客観的にスキルを証明できるため、人事評価のアピールポイントとしてもよいでしょう。
業務を効率化させられる
エクセルの資格を取得することで、業務効率化が実現できる可能性があります。たとえば、データ集計やグラフ作成などの機能を活用することで、日常の業務で行うことの多い作業の効率化が期待できます。
また、作業の自動化によって作業時間の短縮にもつながるでしょう。手間を省きながらより多くの業務をこなすことが可能となり、結果としてより重要なコア業務や他のタスクに時間を使うことが可能です。
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「MOS」や「VBA」は就職に有利?
MOSとは「Microsoft Office Specialist」の略称で、オフィスソフトの操作スキルを証明するための資格です。事務職や営業職などのオフィスワークを希望する際は、MOS資格を取得しておくと有利だとされています。
VBAとは「Visual Basic for Applications」の略称で、Office製品に搭載されているプログラミング言語です。多くの企業ではOffice製品が採用されており、VBAを活用するプラットフォームも提供されています。そのため、VBAスキルも転職・就職市場では有利に働くとされています。
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【難易度付き】エクセルのおすすめ資格6選
エクセルの資格と一口にいってもさまざまな資格があります。ここでは、エクセルのおすすめ資格を解説します。
MOS(Microsoft Office Specialist)
MOS(Microsoft Office Specialist)は、エクセルを含めたMicrosoft Officeプログラムの使用スキルを測る資格です。MOS資格は、一般(スペシャリスト/アソシエイト)と上級(エキスパート)という2つのレベルがあります。エクセルやワードなど、自分が取得したいソフトに絞って受験することも可能です。
難易度は受験するレベルによって異なりますが、実務での使用経験があれば合格できる可能性が高いため、比較的挑戦しやすい資格でしょう。
VBAエキスパート
VBAエキスパートとは、エクセルのプログラミング言語に特化した資格です。VBAを用いたプログラミング能力を測るためのスキルで、マクロの記録やVBAコードの編集、カスタマイズスキルなどが求められます。
VBAエキスパートは、一般レベルのベーシックと上級レベルのスタンダードという2つのレベルに分かれています。どちらのレベルもVBAの基礎知識が必要となり、プログラミングに関する知識が求められるため、初心者にはやや難しいかもしれません。
Excel表計算処理技能認定試験
Excel表計算処理技能認定検定とは、エクセルに関する実践的なスキルを習得できる資格です。エクセルの基本的な操作だけではなく、関数やデータ分析、マクロなどの応用的なスキルまで、幅広い知識とスキルが求められます。
初級・中級・上級の3つのレベルに分かれており、レベルによって難易度は異なります。初級であれば、エクセルの基本操作を理解していれば取得できる可能性が高いため、比較的容易に取得できるでしょう。
日商PC検定
日商PC検定とは、商工会議所が主催している検定で、ビジネスシーンでのPC使用スキルを測るための資格です。エクセルだけでなく、ワードやパワーポイントなどその他のオフィスソフトウェアの知識やスキルが含まれていることも特徴です。
日商PC検定は、3級・2級・1級に分かれています。また、初歩的な資格としてベーシックもあります。初級者から経験者まで対象としているため、初めてでも挑戦しやすいでしょう。
情報処理技能検定試験 表計算
情報処理技能検定試験 表計算とは、表計算ソフト(主にエクセル)を使用したデータ処理能力を測るための資格です。データ入力から関数、グラフ作成までが対象となっており、情報処理能力が求められます。
表計算ソフトの基本的な操作だけでなく、関数を使用するスキルなど中級レベルの能力が求められます。しかし、高度な技術は求められないため、実務経験があれば対応でき比較的取得しやすいでしょう。
文書処理能力検定
文書処理能力検定とは、ワードやエクセルといった文書処理ソフトを使用した業務処理能力が求められる資格です。検定の内容には、表計算だけでなく、文書作成や資料作成などのスキルも含まれています。
検定は初級から上級まであり、レベルに応じて難易度は異なります。初級の場合は基本的な操作スキルが求められますが、上級の場合は応用的なスキルも必要です。しかし、基礎知識があれば対応できる内容のため、挑戦しやすいでしょう。
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エクセルの資格を取得したあとの注意点
エクセルの資格は取得して終わりではありません。ここでは、エクセルの資格を取得したあとの注意点を解説します。
資格取得そのものを目的にしない
エクセルの資格を取得することそのものを目的にしないようにしましょう。資格取得の主な目的は、資格を取得することではありません。資格を取得して未来のキャリアをより良くすることや自信を持つことが大切です。
そのため、資格取得がゴールではなく、キャリア形成のスタート地点もしくは通過点と捉えましょう。資格を取得して何に活かすのか、具体的な方法や今後のキャリアについても深く考えることが重要です。
身につけた知識を実務経験に繋げる
エクセルの資格を取得したら、資格取得の際に身につけた知識やスキルを実務に活かすことが大切です。スキルや知識を得たとしても、活用できなければ意味がありません。習得したスキルを日常の業務で活用・応用することで、スキルレベルや知識をより深めて向上させることができます。
実務でスキルを活かせる機会を作ることで、身につけたスキルが定着するだけでなく、継続的にスキルアップできるようになります。
さらに難易度の高い資格試験に挑戦する
取得しやすいレベルの資格を持っている場合には、さらに上のレベルの資格試験に挑戦するのもよいでしょう。さらに上のレベルの資格であれば、より実践的な知識やスキルを深めることができるため、業務効率化にもつながります。
また、より難易度の高い資格を取得しておけば、就職や転職の際のアピールポイントとしても活用できます。キャリアアップのためにも、レベルの高い資格に挑戦してみるとよいでしょう。
エクセルの資格を取得することで、スキルアップや業務効率化につながり、就職や転職の際のアピールポイントとしても活用できます。特にMOSは、エクセルの使用経験があれば比較的合格しやすい資格のため、初めて資格取得を目指している人におすすめです。
また、資格を取得して終わりではなく、資格取得をキャリア形成のスタート地点としてさらに難易度の高い資格に挑戦するなど、スキルや知識を深めていくことを念頭においておきましょう。
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