MOS資格

MOSの資格は種類が複雑?ソフトとバージョン別に詳しく紹介

MOS資格とは、Microsoft Office Specialistの略語であり、Microsoft社のOfficeソフトの理解度や熟練度を測る資格です。MOS資格の取得を目指す人は多いものの、種類が多く分かりにくいため、資格取得をためらう人も少なくありません。 本記事では、MOSの資格の種類をソフト別に分かりやすく紹介し、さらに分かりにくいMOSの称号の種類や概要も解説します。MOS資格に興味がある人は、参考にしてください。

パソコン教室ISAの資料をダウンロード(無料)

MOS資格試験について

MOSの資格を取得するためには、まずMOS資格試験に合格しなければなりません。MOSは、難易度別に2種類の資格があり、バージョン別に3種類の出題形式があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

難易度別に2種類の資格が用意されている

MOS資格は、難易度別に2つの資格があります。1つは、一般レベルであるアソシエイトとスペシャリストであり、もう1つは上級レベルであるエキスパートです。
一般レベルは、基礎レベルの問題が出題されるのに対し、上級レベルは高度な知識やスキルが問われます。なお、PowerPointとOutlookの資格は一般レベルのみです。

バージョン別に3種類の出題形式に分かれる

Microsoft社のOfficeソフトには、さまざまなバージョンがあります。そのなかで、現在MOS試験が行われているのは、365、2019、2016の3つのバージョンです。 ソフトの種類やレベルによって、試験が行われているバージョンが異なるため、受験を目指す前に確認するとよいでしょう。バージョンによって出題形式は異なりますが、出題内容や難易度に大きな違いはありません。受験する際には、普段から使用しているバージョンを選ぶことが大事です。

パソコン教室ISAの体験授業受けてみる

\ MOS試験の詳しい情報を受け取る /

MOS試験に関する資料を
ダウンロード

WordのMOS資格の種類と概要

Microsoft社のOfficeソフトの代表格の1つがWordです。ここでは、WordのMOS資格について紹介します。

Wordアソシエイト・スペシャリスト(一般)

Wordの一般レベルの試験は、365、2019、2016の3つのバージョンで行われています。この資格は、Wordの主な機能を理解し操作できて、利用できる人に適した資格といえます。具体的には、文字や段落の書式設定、表の作成、表の編集、変更履歴の管理などの理解や操作などです。

試験方法:パソコンを使った実技試験
試験時間:50分
受験料: 一般価格が10,780円(税込)、学生割引適用 8,580円(税込)

Wordエキスパート(上級)

Wordの上級レベルの試験は、365、2019と2016の3つのバージョンで行われます。この資格は、Wordの高度な機能を活用できて、目的や状況に応じたさまざまな機能を使いこなせる人が対象です。

試験方法:パソコンを使った実技試験
試験時間:50分
受験料: 一般価格が12,980円(税込)、学生割引適用 10,780円(税込)

パソコンスクールISA

Office・IT・プログラミング等の
パソコンスキルアップを徹底サポート!
東京、横浜、埼玉、千葉の
最寄駅5分以内!オンライン授業も

無料体験レッスンに申し込む

 

ExcelのMOS資格の種類と概要

Microsoft社のOfficeソフトの代表格のもう1つがExcelです。ここでは、ExcelのMOS資格について紹介します。

Excelアソシエイト・スペシャリスト(一般)

Excelの一般レベルの試験は、365、2019、2016の3つのバージョンで行われます。この資格は、Excelの主な機能を理解し操作できて、利用できる人に適した資格です。具体的には、セル範囲への書式設定や関数の作成、テーブル機能、グラフの作成などの理解や操作などが該当します。

試験方法:パソコンを使った実技試験
試験時間:50分
受験料: 一般価格が10,780円(税込)、学生割引適用 8,580円(税込)

Excelエキスパート(上級)

Excelの上級レベルの試験は、365、2019、2016の3つのバージョンで行われます。この資格は、Excelの高度な機能を活用できて、高度な関数の利用、ピボットテーブル・グラフなどを活用し、さまざまなデータ処理を行える人が対象です。

試験方法:パソコンを使った実技試験
試験時間:50分
受験料: 一般価格が12,980円(税込)、学生割引適用 10,780円(税込)

パソコン教室ISAの体験授業で自分にあったレベルを相談してみる

AccessのMOS資格の種類と概要

Microsoft社のOfficeソフトのなかで、データベース作成に特化しているのがAccessです。ここでは、AccessのMOS資格について紹介します。

Accessアソシエイト・スペシャリスト(一般)

Accessの一般レベルの試験のバージョンは、2016のみです。WordやExcelと比較すれば、少ないバージョンですが、Accessを理解し使いこなせる人が少ないことを意味していると考えられます。 この資格は、Accessの基本的な知識があり、基礎的なデータベース設計の原則を理解している人が対象です。そのデータベースのオブジェクトを作成・編集・管理できなければ合格は難しいでしょう。

試験方法:パソコンを使った実技試験
試験時間:50分
受験料: 一般価格が10,780円(税込)、学生割引適用 8,580円(税込)

Accessエキスパート(上級)

Accessの上級レベルの試験のバージョンは2019のみです。これは、Accessの上級レベルの難易度が高いことを意味していると考えられます。 Accessの基本を理解したうえで、テーブル、リレーションシップ、クエリ、フォーム、レポートなどのデータベースオブジェクトを作成・編集・管理できる人が対象です。

試験方法:パソコンを使った実技試験
試験時間:50分
受験料: 一般価格が10,780円(税込)、学生割引適用 8,580円(税込)

パソコンスクールISA

Office・IT・プログラミング等の
パソコンスキルアップを徹底サポート!
東京、横浜、埼玉、千葉の
最寄駅5分以内!オンライン授業も

無料体験レッスンに申し込む

PowerPointは一般のみ

PowerPointとはプレゼンテーション用のソフトウェアであり、スライドの作成・編集・共有などの機能が備わっています。PowerPointは、一般レベルのみであり、上級レベルの試験はありません。PowerPointの一般試験のバージョンは3つあり、365、2019、2016です。 この資格はPowerPointの主な機能を利用して、さまざまな目的や状況に応じてプレゼンテーションを作成・編集できる人が対象です。

試験方法:パソコンを使った実技試験
試験時間:50分
受験料: 一般価格が10,780円(税込)、学生割引適用 8,580円(税込)

Outlookは一般のみ

Outlookとは、個人情報管理に特化したソフトウェアであり、メール・スケジュール管理・連絡先管理、ToDoリストなどの機能が備わっています。OutlookもPowerPointと同じく、一般レベルのみであり、上級レベルの試験はありません。Outlookの一般試験のバージョンは2019と2016です。 この資格は、Outlookの主な機能を理解し、さまざまな目的や状況に応じて活用できる人が対象です。

試験方法:パソコンを使った実技試験
試験時間:50分
受験料: 一般価格が10,780円(税込)、学生割引適用 8,580円(税込)

\ MOS試験の詳しい情報を受け取る /

MOS試験に関する資料を
ダウンロード

MOSの称号の種類と概要

MOSの称号を得るためには、対象科目を同じバージョンで受験し合格しなければなりません。MOSの称号にも種類があり、バージョンによって、違いがあります。どの称号であっても、取得すれば総合的なスキルを証明できるでしょう。

MOS 365

MOS 365バージョンのMOS称号は、「MOS Associate」と「MOS Expert」の2つです。 MOS Associateの称号に必要な科目は、一般レベル3科目(Excel365、Word365、PowerPoint365)全ての取得が必要です。称号を得れば、複数のアプリケーションを効果的に使うことができると証明されます。 MOS Expertの称号に必要な科目は、MOS Associateの他、上級科目であるExcel365エキスパートとWord365エキスパートの2科目です。称号を得れば、一般レベルから上級レベルまでの総合的なスキルがあることが証明されます。

MOS 2019

MOS 2019バージョンのMOS称号は、MOS 365バージョンと同じく「MOS Associate」と「MOS Expert」の2つです。 MOS Associateの称号に必要な科目は、一般レベル4科目(Excel2019、Word2019、PowerPoint2019、Outlook2019)のうち3科目です。称号を得れば、複数のアプリケーションを効果的に使うことができると証明されます。 MOS Expertの称号に必要な科目は、MOS Associateにプラスして上級科目であるExcel2019エキスパートとWord2019エキスパート、Access2019エキスパートのうち2科目の取得です。称号を得れば、一般レベルから上級レベルまでの、総合的なスキルがあると証明されます。

MOS 2016

MOS 2016バージョンの称号はMOS2016マスターのみです。称号に必要な科目は、必須科目がWord2016エキスパート・Excel 2016エキスパート・PowerPoint 2016スペシャリストの3科目です。 MOS2016マスターには選択科目もあり、それがAccess2016エキスパートまたはOutlook2016スペシャリストです。称号を得れば、Office2016バージョンの一般から上級までの、総合的なスキルがあることを証明できます。

パソコン教室ISAの資料をダウンロード(無料)

パソコンスクールISA

Office・IT・プログラミング等の
パソコンスキルアップを徹底サポート!
東京、横浜、埼玉、千葉の
最寄駅5分以内!オンライン授業も

無料体験レッスンに申し込む

MOSの資格取得はパソコン教室が有効手段

MOSの資格を取得するにあたって、独学やパソコン教室への通学などがありますが、効率的に資格取得を目指したいと考えるのであれば、パソコン教室の利用がおすすめです。独学だとつい行き詰まってしまったり、疑問を解決できず頭を抱えてしまったりする人でも、パソコン教室に通うことで挫折することなく資格取得を目指せるでしょう。 さらに、マンツーマンであれば、周りの目を気にせずに受講できるため、集中して資格取得を目指せます。

パソコン教室ISAの資料を取り寄せる(無料)

まとめ

MOS資格は、一般レベルと上級レベルがあり、Microsoft社のOfficeソフトの種類とバージョンによって資格が異なります。受験対策を講じる前にMOS資格の種類を確認することが大事です。 ISAパソコン教室では、MOS資格の対策講座を提供しており、随時試験も開催しています。ISAパソコン教室は40年の歴史を誇り、ここ10年でMicrosoftジャパンによるLearning Awardを3度受賞した実績があります。MOS資格の受験を考えているなら、ISAパソコン教室の対策講座をぜひご検討ください。

ABOUT ME
石井麻美
パソコン教室ISA講師の講師です。 主にOffice系(Word Excel Access PowerPoint)やVBAの授業を担当しています。 Microsoft Office Specialist VBAスタンダードクラウン 資格取得済
\ MOS試験の情報を手に入れよう/
関連するお役立ち資料
MOS試験に関する資料
MOS試験の概要や取得するメリット、受験科目の選び方や勉強方法を解説 ダウンロード
VBAに関する資料
VBAとはどういうものか?VBAの基本情報からできること、できないことを解説 ダウンロード
お気軽にご相談ください

パソコンに関する技術や、資格取得のご相談など、お気軽にお問い合わせください