エクセル

【初心者向け】エクセルの文字入力・数字入力のやり方とは?ポイントも解説

Excelの魅力をお伝えする「パソコン教室ISA」ライターチームです。

エクセルは、表計算ソフトですが、文章を入力することも可能です。エクセルを扱ったことがなければ、文字や数字の入力に戸惑いやすい傾向があります。便利な機能が多いので、慣れれば入力もしやすくなるでしょう。本記事では、エクセルの基本的な入力方法を解説します。効率よく入力するコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

パソコン教室ISAの資料をダウンロード(無料)

【基本】エクセルの入力のやり方

エクセルの入力では、基本が大事です。基本をマスターしなければ、便利な機能も使いこなせないため、まずは入力の基本を解説します。

文字入力のやり方

日本語の文字入力は、変換と予測変換を使って入力します。まずは、日本語の変換を使って入力してみましょう。

  1. セルを選択
  2. キーボードの半角/全角を押して日本語入力をオン
  3. 入力する文字を入力
  4. 波線の下線が出ていることを確認
  5. Spaceを押す
  6. 変換する文字が選択されるまでSpaceを押す
  7. Enterを押せば文字が確定される
入力するセルを選択
日本語入力をオン
文字入力
Spaceで変換
Enterで確定

次に、予測変換を利用して日本語を入力します。

  1. セルを選択
  2. 半角/全角キーを押して日本語入力をオン
  3. 入力する文字を入力
  4. 予測変換が表示される
  5. 変換する文字が選択されるまでTabを押す
  6. 下線が表示されているのでEnterを押して確定
  7. もう1度Enterを押すと次のセルに移動
入力すると下に予測変換が表示される
Tabで移動。決まったらEnterで確定

数字入力のやり方

数字のなかでも、半角数字を入力する場合を解説します。この入力方法は英語でも同じです。

  1. セルを選択
  2. 半角/全角キーを押して日本語入力をオフにする
  3. 数字を入力
  4. 下線が表示されないことを確認
  5. Enterを押す自動的に確定されて次のセルに移動
入力するセルを選択
日本語入力をオフ
下線は表示されない
Enterを押すと確定され次のセルに移動

Enterキーを押せば下のセルに移動しますが、エクセルではセルの移動方向を指定できます。

  1. [ファイル]タブ-[オプション]をクリック
  2. [詳細設定]の中の[Enterキーを押したら、セルを移動する]のチェックがオンになっていることを確認
  3. 方向をドロップダウンリストから選択
  4. OKボタンをおして画面を閉じる

パソコン教室ISAの資料を取り寄せる(無料)

パソコンスクールISA

Office・IT・プログラミング等の
パソコンスキルアップを徹底サポート!
東京、横浜、埼玉、千葉の
最寄駅5分以内!オンライン授業も

無料体験レッスンに申し込む

エクセルは入力されるデータの種類を判別している

エクセルへの入力の基本事項として、自動的にデータを判別していることを理解しておく必要があります。文字を入力すれば左寄せになり、半角数字を入力すると右寄せになります。右寄せや左寄せを変更する場合は、書式を変更しなければなりません。

\ パソコン教室の詳しい情報を受け取る /

パソコン教室に関する資料を
ダウンロード

エクセルで入力したデータを修正する方法を解説

エクセルでは文字や数字などのデータとして認識します。ここでは、データを修正する方法を解説します。

方法1:数式バーから修正する

データの修正で簡単なのは、数式バーを利用する修正です。操作は次のようになります。

  1. セルを選択
  2. 数式バーに選択したセルの内容が表示されているか確認
  3. 数式バーをクリックして、カーソルを移動
  4. 修正する箇所をBackSpaceDeleteで削除して正しい文字や数字を入力
数式バーから修正

方法2:ダブルクリックで修正する

文字や数字など修正は、セル内で修正も可能です。ダブルクリックで修正する場合の操作は、次のようになります。

  1. セルを選択
  2. 修正するセルをダブルクリック
  3. セルの中にカーソルが表示
  4. 修正する箇所をBackSpaceDeleteで削除
  5. 正しい文字や数字を入力

方法3:「F2」キーで修正する

文字や数字などの修正で、セル内で修正する場合はF2キーを使う方法もあり、操作は次のようになります。

  1. セルを選択
  2. F2を押す
  3. セル内にカーソルが表示される
  4. 修正する箇所をBackSpaceDeleteで削除
  5. 正しい文字や数字を入力

パソコン教室ISAの体験授業受けてみる

\ Excel講座の詳しい情報を受け取る /

Excel講座に関する資料を
ダウンロード

セル内で改行するやり方を解説

エクセルの入力で困るのは、セル内での改行です。Enterを押せば、次のセルに移動するため、困惑するケースも少なくありません。セル内での改行の操作は次のようになります。

  1. セルを選択
  2. 改行する文字の後ろでAlt+Enterを押す

改行してもセルの幅に文章が収まらない場合は、[ホーム]タブ内の「折り返して全体を表示する」で解消しましょう。

パソコンスクールISA

Office・IT・プログラミング等の
パソコンスキルアップを徹底サポート!
東京、横浜、埼玉、千葉の
最寄駅5分以内!オンライン授業も

無料体験レッスンに申し込む

入力中のセル内のカーソル移動に注意

セルへのデータ入力時には、方向キーを押すことへの注意が必要です。入力中のデータが確定され、隣のセルに移動してしまいます。

この状態で左矢印キーを押すとA3にカーソルが移動します。

セル内でカーソルを移動するには、セルをアクティブにしておく必要があります。セル内でカーソルを上下左右に移動する場合は、次の手順で操作しましょう。

  1. セルをアクティブにする(セルのダブルクリックまたはセルを選択してF2を押す)
  2. 上に移動する:方向キーの上
    下に移動する:方向キーの下
    左に移動する:方向キーの左
    右に移動する:方向キーの右

セルをアクティブにしておけば、マウスでクリックしてもカーソルを移動できます。

パソコン教室ISAの体験授業で自分にあったレベルを相談してみる

エクセルで入力したデータを移動させる方法を解説

エクセルを使用していると、入力したデータを移動させたいケースがあります。ここでは、その方法を紹介します。

ドラッグアンドドロップでの移動

移動元のセルと移動先のセルが違い場合は、マウスのドラッグ操作で移動ができます。

  1. データが入力されたセルの枠線上(右下角は避ける)にマウスポインターを移動
  2. 4方向の矢印が現れたらマウスをクリック
  3. 移動させたいセルまでドラッグしてマウスを離す

切り取り貼り付けで移動

手順1:まずは移動させるデータを切り取る

データを切り取って移動する方法を知っておけば、広範囲での移動やシートをまたがっての移動も可能です。切り取り方法は、主に2つあります。

  • 切り取りたいセルを選択して[ホーム]タブの[切り取り]ボタンを押す
  • 切り取りたいセルを選択して右クリックし、表示されたショートカットメニューのなかから[切り取り]をクリック

手順2:移動先にデータを貼り付ける

移動先のセルに、データを貼り付ける方法は、次の4つです。ここではそれぞれの方法を紹介します。

  • ボタンを使う
  • ショートカットメニューを使う
  • ショートカットキーを使う
  • Enterを使う
方法1:ボタンを使う

エクセルの左上部にあるリボンの[ホーム]タブから、[貼り付け]ボタンを押すことで切り取ったデータを貼り付けられます。

  1. 貼り付けたいセルを選択
  2. [ホーム]タブ-[貼り付け]ボタンを押す
方法2:右クリック(ショートカットメニュー)で貼り付ける

切り取りと同じく、移動したいセルを選択して、右クリックを使用しても切り取ったデータを貼り付けられます。

  1. 貼り付けたいセルの上で右クリック
  2. 表示されたショートカットメニューから[貼り付け]をクリック
方法3:ショートカットキー(Ctrl + V)で貼り付ける

エクセルにはショートカットキーがあり、覚えれば効率的に作業を進めることができます。切り取ったデータの貼り付けも、ショートカットキーでデータを貼り付けられます。

  1. データを貼り付けたいセルを選択
  2. Ctrl+Vを押す

データを切り取る際のショートカットキーはCtrl+Xです。セルを選択して、ショートカットキーを押せば切り取れます。

方法4:Enterキーで貼り付ける

エクセルのデータ貼り付けで簡単な操作は、Enterを押すことです。操作は、移動先のセルを選択しEnterを押すだけであり、右クリックやショートカットキーを押す必要もありません。

\ Excel講座の詳しい情報を受け取る /

Excel講座に関する資料を
ダウンロード

パソコンスクールISA

Office・IT・プログラミング等の
パソコンスキルアップを徹底サポート!
東京、横浜、埼玉、千葉の
最寄駅5分以内!オンライン授業も

無料体験レッスンに申し込む

エクセルの入力で役立つショートカットキー一覧

前項で少し触れましたが、ショートカットキーを使えば、エクセルの便利な機能を簡単に使いこなせます。代表的なものは、以下のとおりです。

  • セルの表示形式を通貨に変更:CtrlShift$
  • セルの表示形式を日付に変更:CtrlShift#
  • セルに本日の日付を入力:Ctrl;
  • セルに現在時刻を入力:Ctrl:
  • セルを編集する:F2

このほかにも、さまざまなショートカットキーがあるので、自分の仕事や勉強などに適したものを見つけ、使いこなすようにできれば効率があがります。

パソコン教室ISAの資料を取り寄せる(無料)


まとめ

エクセルを初めて使う人は、文字や数字などの入力で戸惑うケースがあるかも知れません。文字や数字をスムーズに入力できるようになれば、エクセルの上達も早くなるでしょう。また、エクセルの特徴を理解したり、ショートカットキーを覚えたりすれば、効率よく入力ができて、多くの機能を使えるようになります。

エクセルの基礎から学びたい人は、ISAパソコン教室をご活用ください。40年近く教室を営んでいるため、安心して学べるでしょう。教室にいる講師は正社員であるため講師の質も担保されています。

ABOUT ME
石井麻美
パソコン教室ISA講師の講師です。 主にOffice系(Word Excel Access PowerPoint)やVBAの授業を担当しています。 Microsoft Office Specialist VBAスタンダードクラウン 資格取得済
\ Excel講座の資料を手に入れよう/
関連するお役立ち資料
MOS試験に関する資料
MOS試験の概要や取得するメリット、受験科目の選び方や勉強方法を解説 ダウンロード
VBAに関する資料
VBAとはどういうものか?VBAの基本情報からできること、できないことを解説 ダウンロード
お気軽にご相談ください

パソコンに関する技術や、資格取得のご相談など、お気軽にお問い合わせください